COLUMNコラム

あなたの会社に本当に必要なブランディング

BRANDイメージ

ブランディング・・・よく聞く言葉ですね。でも、実はイマイチ分かっていないんだよねってことが多いのもこの言葉だと思います。

もともとは、自分のところの家畜に「うちのだよ」と焼き印を押したことから始まったというブランド。それがブランディングの語源と言われますから、他とは違う、と区別すること、それがブランディングの基本的な理念だと言えるでしょう。

必要なブランディングとは

では、あなたにとって必要なブランディングとは、一体どのようなものになるのでしょうか。そして、どのようにやっていくのが最適なのでしょうか・・・。

企業にとって必要なブランディング、それは、その企業=これ、というイメージをターゲットとなるユーザーにしっかり植え付けるということ。例えば、ポテトチップスならカルビーだよね、という感じです。ポテトチップスは他にもいろいろなメーカーが出しているのですが、最初に出て来るイメージがカルビー、という人は多いはず。これを作り上げるのです。

ターゲット層は決まっていますか

このブランディングをしっかり行うために最初にすべきこと、それはターゲット層、つまりペルソナをしっかりと決めることです。幅広い年代のユーザーにアピールしたい、と思ってしまいますが、そうするとブランディングはあやふやになってしまいがちです。

ですから、例えばポテトチップスであれば、「手軽に食べられるおやつを求めている10代の若者」のように設定します。そうすると、CMを作ったり広告を打ったりする際にも、その年代が好むものをイメージしやすくなります。その年代に人気のあるキャラクターを使ったり、言葉を使ったりして心に響くPRをすることができるようになるのです。

欠かせない「3C分析」

それをしっかり行うためにも、普段から自社の徹底分析は欠かせません。まずは自社がターゲットとしたい顧客とそのニーズを洗い出すこと、自社の強みと、なぜそうなのかという根拠をまとめること、そして同じものを取り扱っている競合企業の強み・弱みを洗い出し、自社と比較してみること。いわゆる「3C(Customer・Company・Competitor)分析」を行ってみましょう。

これによって、ターゲットとするユーザー層のニーズと自社製品にズレがないかどうかも確認することができます。ここがずれてしまうと、ニーズがないところに無駄に時間とお金をかけて宣伝をしてしまうことになります。ブランディングはやっているはずなのに、なぜか売れないんだよな、とお悩みの場合は、再度この3C分析を行ってみることをお勧めします。

この記事を書いた人

安藤穂奈美

グラフィックデザイナー・webデザイナーとして19年間、数々の大手企業のデザイン制作に携わる。 大切なのは「その商品を誰に見てもらうかターゲットをしっかり設定すること」

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