COLUMNコラム

名刺デザインで経営者の信頼度を上げ、問い合わせが増えるポイント

名刺
名刺交換イメージ

今回は中小企業・小さい会社の経営者や一人型ビジネスをされている人へ、「名刺デザインが経営者の信頼度を上げる!問い合わせが増える名刺のポイント」という内容でお話しします。

こんにちは!ブランディングデザイナーの安藤穂奈美です。
異業種交流会やセミナー、営業先などで、経営者やスタッフ同士、初対面のあいさつで必ず登場する名刺。
名刺交換をするときにまず「…御社はどんなことをなさっているのですか?」「何のお仕事をされているんですか?」と必ず聞こえてくる会話です。

名刺のデザインで第一印象が決まると言っても過言ではありません。
私も過去に多くの方と名刺を交換してきました。「あ!この名刺の方は印象に残るなぁ」と思ってしまう物が多々あります。
印象に残った名刺にはいくつかの共通点がありました。その共通点とはなんでしょう?
今回は「また会いたいと思わせる名刺のデザイン」について説明していきます!

そもそも名刺ってどんな役割があるの?

名刺を持っている人
まず名刺のあり方ですが、大企業の名刺と中小企業の小さい会社が同じ名刺デザインでよいのでしょうか。
大企業は、社名だけで伝わる情報がたくさんあります。なんといっても知名度、スタッフの数などあまりにも小さい会社と事業規模が違います。名刺だけでビジネスが動くことがあるかもしれません。
ですが、中小企業の会社だったり、一人で経営者をされている人の場合はこうはいきません。社名、名前と連絡先だけが書いてある名刺を作成してしまっていませんか?何の会社かさっぱり分からないことがほとんどでで、折り返し連絡なんて来るはずがありません。

初対面のときに与える印象こそが大切です。中でも一番最初に手渡す名刺は「こんなサービスの会社です」と語ります。
どんなビジネスをするのにも、一番始めに必要となる「名刺」は基本的な販促ツールではないでしょうか。
名刺は軽視できません。自分らしさが伝わる名刺を作成する必要があります。

自分らしさが伝わる名刺って?

カードを渡す
名刺は、初対面の方に自分を紹介するための道具です。自分の商品を相手に伝えるための入り口の一つです。
たかが名刺…と思って結構軽く扱われがちですが、名刺が現場の空気を和らげたり雰囲気を盛り上げてくれる役割を担ってくれます。
成功している経営者は、自分のビジネスへの「想い」「情熱」「得意な事」などを詰め込んだ名刺を持っています。名刺は自分の思いが詰まった分身です。ブランディングにもなりますね。
熱意が書いてあるだけでも「この人に仕事をお願いしてみようかな」と考えてもらえるかもしれません。
焦って会話しようとしなくても相手から「○○さんって●●の趣味があるんですね」というように相手から会話を切り出してくれる可能性が高まります。

名刺は渡した相手に自分のサービスや商品、会社の取り組みを伝えることができる重要な営業ツールです。
なんといっても、「チラシ」や「ダイレクトメール」と違って、名刺交換時にはほぼ100%受け取ってもらえます。
そして、確実に数秒は見てもらうことができます。そんな名刺を販促物にしないなんて、とてももったいないです。
しっかり読んでもらえるような内容を考えてデザインし、作成しましょう。

販促効果の高い名刺をつくる上で考えるべきポイント

カードイメージ

ビジョン載せ伝える

想定しているお客様に対して自分が提供しているサービスや商品、思いを明確にします。
これを見れば”強み”、”サービス”がひ一目で分かるようにまとめ、経営理念、ビジョン、キャッチコピーまでを記載して作成することがポイントです。
「御社にはビジョンがあるのですね」「ビジョンにどういう意味があるのですか?」など聞かれるようになり、名刺を受取った相手へ、自分は何の経営者なのか、どんな事をしてきた人なのかを詳しく伝えることができるようになります。

名刺の目的・メッセージを明確にする

一番大事なことは、目的を明確にすることです。漠然と作るのではなく初対面の相手に何を伝えるか「この名刺を使ってこんなことがしたい」などその後どんなアクションをしてほしいか明確にする必要があります。
例えば、自分が発行しているメールマガジンに登録してもらうことや自社のホームページやブログにアクセスしてもらうことなど名刺交換から次の依頼(オファー)したくなる名刺のシナリオを組む事が必要です。

二つ折りの名刺にする

通常の名刺と幅は同じですが、二つ折りの名刺を作成することがおすすめです。なぜなら大幅に情報量を増やすことができるからです。
通常の名刺サイズには入らない情報を記載することで、他者との差別化が図ることができます。
通常の名刺のスペースは裏表の2面だけですが、二つ折りは2倍の4ページ分あるので、伝えられる情報が増え、商品のことをしっかり知ってもらえるきっかけになります。さらに自分の写真を入れインパクトがあるデザインにすると、印象に残る可能性が高くなります。

まとめ

名刺は自社の取り組みを伝える重要な販促ツールであり、名刺があなたを「ブランディング」してくれます。

あなたが名刺を渡した相手にどう思われたいのか?
名刺交換をした後どんな行動をとって欲しいのか?

自分のアピールをするのに最適な名刺だからこそ、個性が伝わる、オリジナルなデザインのものを作成すると良いでしょう。
後で名刺を見て顔が思い出せるような、印象に残るものにするといいですね。

今回の問題解決

・ビジネスでは一番始めに必要となる「名刺」は基本的な販促ツール
・確実に渡すことができて、確実に数秒は見てもらうことのできる効果の高い販促物でありブランディングできる
・経営者におすすめは写真入りの二つ折り名刺で、多くの情報量を掲載しインパクトを残すこと

この記事を書いた人

安藤穂奈美

グラフィックデザイナー・webデザイナーとして19年間、数々の大手企業のデザイン制作に携わる。 大切なのは「その商品を誰に見てもらうかターゲットをしっかり設定すること」

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