COLUMNコラム

デザインで儲ける、事業を成功に導くデザイン活用法

マーケティングはセールスを不要にする。と言われています。
ビジネスにおいてマーケティングの重要性はいまさら言うまでもありませんね。

「デザインが良くても商品は売れない」なんて言うマーケティングコンサルタントもいます。
おそらく「デザインにお金をかけてどうするの?」という方もいるかもしれません。

ですが・・・
デザインとはお客さんとの最初の接点、つまり「見る」という瞬間的な動作だけで、
「消費者の心をつかみ、交換を抱いてもらう」というアドバンテージを手に入れることができるのです。

この段階では、なにが「好き」か、どこが「いい」か、などは伝える必要は無いのです。
「なんとなく好き」「なんか良さそう」こんなレベルでいいのです。

デザインとは、ライバルより高い値段でも、ライバルと同じ性能の商品でも、何度もリピートしてもらえるファンを作るための戦略です。

マーケティングとセットで行う、利益を回収するための投資なのです。

では実際に、デザインに投資をするとどんな効果があるのでしょうか?
今回は、使いやすいデザインに投資をするメリットをご紹介します。
それではどうぞ!

デザインは商品サービスの「露出度」を上げる

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メラビアンの法則で言われているように、人はほとんど見た目の視覚情報から影響を受けています。
人間とは「第一印象」や「ぱっと見」で物事を判断する習性があるんです。
少し前に「人は見た目が9割」なんて本もありましたね。 もちろん商品やサービスについても同じです。
いくら品質が素晴らしく、クオリティが高い商品だったとしても、見た目でお客さんをつかむことができなければ「これもきっと他の商品と同じだよな」と思われてしまいます。
デザインに投資をしていない商品サービスは、いかに優れた品質でも肝心な中身に興味を持ってもらえない可能性があるのです。

 

デザインは商品サービスの「価格」を上げる

デザインをよくしたから値上げができるという話ではありません。
「デザインなんかどうでもいいから、とにかく安く買いたいんだ」という人は必ずいます。
つまりデザインとはもっといいものを欲しがっている消費者がいる市場に参入するための投資なのです。
「安ければなんでもいいんだ」というお客さまより、「こういうのが欲しかった」と言ってもらえたほうが、あなたのモチベーションも上がりますよね。
お客さまから選ばれるという状況が値崩れを防ぐ要素にもなります。
それができたなら、価格競争から抜け出して、継続して買ってくれる優良なファンを獲得する事ができるでしょう。

 

デザインは商品サービスの「利益」を上げる

じつは中小企業の多くがデザインを戦略として活かせていません。ほとんどが消耗品としてデザインを捉えているのです。
「キレイなデザインのチラシだから、売上げがアップする」ということはありません。
でもデザインを消耗品として考えている経営者は、カッコイイデザインで売上げを上げようとするのです。
DMやチラシなど、広告媒体ばかりにお金を費やすことが、デザインの投資ではありません。
あなたのビジネスを統一したデザインで世界観をつくると、ブランドが強化されます。
ブランディングされた商品サービスは、広告に頼らずとも消費者から付加価値が理解され、より多くの利益を生み出すのです。

 

デザインは商品サービスの「満足度」を上げる

お客さま自身が気に入って手にした商品サービスや、来店したお店は、セールスされたものよりも満足度が高いものです。
押し売りや説得やキャッチセールスによる購入に「また買いたい」という気持ちは生まれませんよね。
人は他人に説得されて買うよりも、自分が買いたいものを買ったほうが嬉しいに決まっています。
お客さまは、自分の手でみつけた新しい価値への投資へ満足し、自分にあった商品サービスを見つけたという喜びを感じています。 その気づきを与えてあげるのが、デザインなのです。

 

デザインは商品サービスの「宣伝効果」を上げる

人の購買の引き金は「心が動く」ことです。
メディアが増えすぎた現代において、消費者は広告に対して「読まない・信じない・行動しない」という状況です。 でもお客さまは、自分にあった商品と出会うことを求めているのです。
そんなお客さまとつながるためには、きっかけづくり→興味・関心→理解・納得、というように段階が必要です。 最初は興味がなくても、戦略的にデザインされた広告に触れることで興味や購買をアップさせることが可能になるのです。

 

もしあなたの商品サービスにデザインが導入されていないのであれば、早速取り入れてみましょう。

この記事を書いた人

高田昇浩

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