COLUMNコラム

お客さんがあなたのお店に来ない、もっともシンプルな理由とは

集客

あなたのお店にお客さんが来ない最大の理由はなんでしょう?

こんにちは。ブランディングで顧客満足と利益を最大化するブランド・マネージャー高田昇浩です。

ぼくのクライアントさんで、開業して3年目のボディーメイクスタジオがあります。
都心部ではなく、人口15万人程度の小さな片田舎にあるスタジオですが、世界レベルの有資格トレーナーが在籍し、ヨガからダンス、フィットネスにダイエットとボディーメイクに関するあらゆるメニューが揃っています。あのライザップも視察に来たことがあるくらい、質の高いのボディーメイクをサポートしてくれるスタジオです。
地方都市ではそうそうお目にかかれないレベルのボディーメイクスタジオではないでしょうか?

オープンから3年、広告を出し、SNSに投稿し、ブログも毎日更新、ようやくクチコミで徐々にお客さんに認知され始めました。
最近では素晴らしいレッスン内容も理解されはじめ、ウワサを聞いたお客さんがやってきます。

なんでこんなにスゴイスタジオがあるのにこれまで、お客さんがあまり集まらなかったのでしょう?
お客さんが来なかった理由って何だと思いますか?

お店にお客さんが来ない最大の理由は

そこでオーナーはお客さんに聞いてみました。「なぜ今までいらっしゃらなかったんですか?」すると、お客さんは答えました。
「だって、こんなところにスタジオがあるなんて知らなかったから」

そう、答えは「知らないから」。

これがお客さんが来ない最大の理由です。これは店舗型のビジネスに限らず、どんなビジネスでも同じことが言えます。

ホームページを作ったからといって1回や2回チラシやDMを配ったからといってあなたの見込み客全員が見ていると思てはいけません。全員どころか、ほとんど見てないと言ってもいいです。大通りに看板を出したからと言って、その道を通る人全員が記憶してるわけではないのです。
知らない、記憶にない店のことを、思い起こすことは不可能なのです。

あなたの存在がなくなってもお客さんに影響はない

現に、あなたがよく通っている道の通り沿いの一件が取り壊されて空き地になっていたら・・・
よっぽど馴染みや行きつけでも無い限り「あ、あの店無くなったんだ」とすぐに思い出せないことが多いと思います。

「あれ?ここって何があったんだっけ?」となるわけです。
記憶に残ってないのです。あなたの存在も同じです。

残念ながら、あなたの存在は自分で思っているほど大きくないのです。

知ってもらうため、忘れられないためには、しつこくアクション

あなたが思っているよりも、認知度は低いのです。
だから、アクションを起こし続けないと、お客さんには「認知」してもらえないのです。
そしてアクションをさぼれば、すぐにお客さんはあなたのことを忘れてしまうのです。

たとえば毎日送っているメルマガも、届いているうちはあなたのことを思い出しているかもしれません。
ですが、おそらく1週間送らなかったらこのメルマガがあったことすら忘れてしまうでしょう。

お客さんは、あなたのが思っている以上に「見てない」「知らない」「覚えてない」のです。
すぐご近所さんにでさえ存在を認知されていないのは、あなたの宣伝不足もあるかも知れませんが、基本的に発信者と受信者の温度差は、あなたの想像以上だと肝に銘じてください。

だからお客さんを集めるアクションは一回で終わりでなく、何遍も何遍もしつこいくらいにやってくださいね。お客さんはあなたのことをケロっと忘れますから。

まとめ

お客さんが来ない最大の理由は「知られていない」から。存在をしっかりとアピールしないことには見込み客の記憶に残りません。また、名前を覚えて頂いてもアクションを止めてしまえば、いとも簡単にあなたのことを忘れていきます。それほどあなたと同じようなお店、会社はあふれているのだと肝に銘じてください。

自分自身が思っているより、お客さんには「知られていない」「見られていない」「忘れられている」のです。だからお客さんへのアクションは1回や2回では意味が無く、継続して行く必要があるのです。

この記事を書いた人

高田昇浩

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