COLUMNコラム

小さな会社をビッグにするために必要なのは?

打ち合わせ

小さな会社ながら、ついに起業した!そして少しずつ売上もアップしてきた!自分で全部やるのも辛くなってきたから、人を雇おうかと考えたりもしますね。

こんにちは。ブランディングデザイナーの高田穂奈美です。
そんなことを考えている小さな会社の社長さん。ちょっと待ってください。きちんと考えないと、忙しいだけでお金が貯まらない状態になってしまうかもしれませんよ!

経営計画、ありますか?

今、あなたの会社には経営計画というものがあるのでしょうか。経営方針は?会社が目指す姿は?この1年でいくら稼ぎたいと思っていますか?これをきっちり決めていないと、何だかなあなあな状態になってしまいます。

特に個人で起業していたりすると、必死にバタバタしているうちに1年が過ぎ、2年が過ぎ、という状態になりかねません。自転車操業レベルではなく、ゆったりした生活をしたいために頑張っているはずです。

計画書を作るメリットは?

経営計画書を作ることにより、不思議と会社にお金が残るようになります。そして利益が出せるようになってきます。また、自分がどういう方向で頑張っていきたいのかが明確になるため、目指すところや交流を持ちたい仲間はどんな人なのかが分かってきます。

同じ志を持ち、同じ方向を向く仲間ができると、不思議と良い方向に進むようになる、と言われます。周りに相談相手がいない、似たようなことをしている人がいない、という場合には、ぜひ勉強会などに参加してみましょう。そういう場所にはあなたと同じように志高く学ぼうとしている人がたくさんいます。上昇意識の高いオーラに包まれて頑張ってみると随分と変わります。

損益計算書も必要?

経営計画書とともにきちんと作成したいのが損益計算書です。会社のお金の流れが細かく分かっているでしょうか。会社にかかっている経費はもちろんのこと、実際どのくらいの収入があってどのくらい会社に残せているのでしょうか。

会社のお金が家のお金とごっちゃになってしまっては会社自体を成長させることが難しくなります。きちんと会社のお金を残し、それをよりよい環境にするために投資できるようにしないと会社の経営は伸びていきません。まずは自分への給料と会社へのお金をきっちり分けて考えることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

人を雇っても大丈夫かは何で確認する?

そして忙しくて人を雇おうとしているのなら、まずはこの利益を確認しましょう。今あなたは1人でそれだけ稼いでいますが、パートや社員を入れると、分母が増えます。人が増えても売り上げが一緒だと会社の生産性は落ちている、ということになります。その人を入れることによってさらに稼ぎが上がるかどうかを計画書等でしっかりシミュレートしてから人を増やす、増やさないを決めていきましょう。

この記事を書いた人

安藤穂奈美

グラフィックデザイナー・webデザイナーとして19年間、数々の大手企業のデザイン制作に携わる。 大切なのは「その商品を誰に見てもらうかターゲットをしっかり設定すること」

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